IBKRのプロバビリティ・ラボは、現在の株価とオプション取引の関係を理解するために便利な取引ツールです。通常、株式の市場価格とオプション市場を通じて割出されるインプライド価格は非常に近く、
このため、オプション市場は株式の現金価値と一致する傾向があります。つまり、2つの市場は通常一致しているため、株価が静止している場合、オプションの実勢価格で利益が得られる可能性はありません。
プロバビリティ・ラボは、銘柄の見通しに関する投資家たちの見解が異なる場合に特に役立ちます。先物価格かインプライド・ボラティリティのレベルをカスタマイズすると、市場のオプション価値が変化することが分かるでしょう。簡単に言うとプロバビリティ・ラボは、株式やオプションの取引戦略において、自分の銘柄に対する見方が市場の見方と異なる際に、利益につながる可能性のある取引戦略を見つけるために利用できます。

新規ウィンドウのボタンをクリックし、オプション分析、プロバビリティ・ラボの順に選択します。
プロバビリティ分布ビルダーで、ティッカー欄に米国株のシンボルを入力してください。次に、満期を選択する欄から、プロットに表示されるベルカーブ分布を見るための対象期間を選択します。これは、選択した満期日における株価に対するオプション市場の一般的な予測を表し、使用されたオプションが満期になるまでに、株価が特定の価格帯内に収まる可能性を示しています。
プロットをカスタマイズすることで、どのように予想価格を重ね合わせることができるかを検証してみましょう。それから戦略をたて、市場とカスタムシナリオの両方で、成功の確率を比較してみてください。
では、確率分布プロフィールが教えてくれることをご説明します。プロフィールは、原資産の価格が満期時にどの程度になるかについての現時点における考え方を表示します。それぞれのバーは、オプション市場の現在の価格設定によって予測される株価が特定の範囲内に入る確率を表示します。
ある銘柄について、満期まで 70 日のオプションと満期まで最短日数のオプションの 2 つを比較してみましょう。
満期までの日数70日
推定に使用する期間が長ければ長いほど、予想される価格幅が広くなり、通常、確率の分布が大きくなります。下には価格幅、横には株価がどうなるかに関するオプション市場の現在のインプライド確率が表示されます。
この銘柄の値幅がいかに広いかと、これに関連するインプライド確率をご覧ください。70日間にわたり、市場はオプションのコントラクトが満期を迎えるまでに株価が変動しない、おおよその確率を割り当てます。
まとめると、確率分布は、ライブのオプション市場データから導き出されたある時刻に、株価が特定の価格帯に入る確率を視覚的に表したものです。

満期までの日数最短
時間が経つにつれて、可能な分布は縮小していきます。オプションの満期が近いため、このチャートでは価格ポイントがはるかに少ないことが分かります。
また、ハイライトされたバー内に落ち着く確率が約20になっていることも分かります。
株価が落ち着く可能性のある価格帯も大幅に縮小していることにご注目ください。言い換えると、オプション市場は、755ドル以下と810ドル以上の価格の確率をゼロと見ており、現在考えられる100%の確率は、その範囲内になります。

バーの上にカーソルをあてると、指定された価格帯に価格が収まる確率が、市場のインプライドとカスタマイズされた確率で表示されます。
独自の予測を作成するには、カスタムシナリオを使用します。確率分布を調整するには、2つの方法があります。カスタムの行にある上下の矢印を使うと、オプション満期時の株価の最終値を変更することができます。
この上下の矢印で、銘柄のインプライド・ボラティリティの数値も同じように変更することができます。これによりベルカーブや確率分布の形が変わります。
結果の確率を調整することでソフトウェアが、予測が正しい場合に利益を上げる可能性のある株式やオプション戦略を割り出します。
例えば、XYZの株価が満期までに20%上昇する、またはある銘柄のインプライド・ボラティリティが満期までに半減すると考えるかもしれません。プロバビリティ・ラボは、お客様の予測したシナリオと現在の市場環境に基づいて、収益性の可能性がある戦略を計算し、リスク別にランク付けします。
ウォール街のアナリストは通常、ほとんどの企業に対して12か月の価格目標を設定しており、株式オプション市場の機会をテストするために使用できることも忘れないでください。
または、予測価格のひとつ上か下のバーをクリック・ドラッグすることもできます。
やり直す場合は、リセットボタンをクリックしてください。
準備ができたら、プロットの右側をご覧ください。ここでボタンをクリックし、戦略を作成することができます。オプションは、最大4レッグまで選択できますが、この例では2レッグだけリクエストします。他にもチェックボックスがあり、ここでは空欄にしておきますが、

TWSにカスタムシナリオを組み込んだオプション戦略を、現在の銘柄のポジションと組み合わせて検討するよう、TWSにリクエストすることができます。ボックスにチェックを入れてデルタ・ニュートラル戦略の作成や、ポジションに株式のレッグを追加するようリクエストすることもできます。
ストラテジーの作成をクリックします。プロバビリティ・ラボが、ストラテジー・スキャナーのパネルに戦略の提案を表示します。
ストラテジー・スキャナー・パネルは、システムが生成した株式とオプションの戦略を一覧にして表示するので、市場とカスタマイズされた確率を比較することができます。各戦略に関連する潜在的な最大リターンと損失が表示され、口座の証拠金への影響を確認することができます。また、それぞれの戦略に関連する損益分岐値も表示されます。なお、損益分岐点には手数料等は考慮されません。
確率基準 - 可能性が最大の戦略には、左側に白いチェックマークが付きます。ストラテジー・スキャナーにある確率基準のドロップダウンを「市場インプライド」に設定し、「利益の確率」と書かれたコラムをご覧ください。これは、現在の市場条件で、オプション・シナリオから収益を上げる可能性を示していますが、
カスタムシナリオでは、原資産価値の満期までの利得を見ることができます。マイ・フォーキャストの確率基準を変更して、利益の確率の欄をご覧ください。このシナリオでは、利益を得る可能性が高くなります。これは、カスタムシナリオに高い価格が組み込まれた方がオプションの価値が上がるためです。そのためにプロバビリティ・ラボは、自分の意見に合った収益性の高いチャンスを探すことができる強力なツールなのです。
ストラテジー調整エリア - ストラテジー調整エリアには戦略をひとつしか表示できないため、白いチェックボックスが付いた戦略がここに表示されるようデザインされており、下のストラテジー・パフォーマンス詳細でも色分けされています。
入力欄は設定可能です。結果として出た行の比率や満期日、権利行使価格を変更したい場合は、簡単に変更することができます。各行の左側にある赤い「x」をクリックすると、行全体を削除できます。確認後、取引に合った注文タイプと価格を選択し、「注文の発注」ボタンをクリックして発注します。
ストラテジー・パフォーマンス詳細 - ストラテジー・パフォーマンスのグラフでは、複数の戦略を一度に比較できます。

戦略のそれぞれは、ストラテジー・スキャナー・パネルの左側のボックスにチェックを入れると色分けされます。デフォルト表示の場合、選択した戦略の満期時の潜在的な損益を調べますが、日付のドロップダウンから選択して、どの満期日まででも潜在的な損益を表示することもできます。この画面からは、入力セレクタ欄のデルタやその他のギリシャ指数を見ることもできます。どのような時間軸でも満期まで表示することができます。
スプレッドを含むマルチレッグ戦略の場合は手数料が複数発生し、取引損益に影響を与える可能性があることにご注意ください。
追加リンク








Join The Conversation
If you have a general question, it may already be covered in our FAQs page. go to: IBKR Ireland FAQs or IBKR U.K. FAQs. If you have an account-specific question or concern, please reach out to Client Services: IBKR Ireland or IBKR U.K..
Visit IBKR U.K. Open an IBKR U.K. Account