このレッスンは、トレーダー・ワークステーション、または TWSの取引ツールに慣れるために特に重要な点のいくつかを説明することを目的としています。まずはじめに、必要な手順をご説明します。
- TWSを使い始める
- TWSのダウンロードと設定
- モザイク機能
- モザイクレイアウトのカスタマイズ
TWSのインストール
パソコンにTWSをインストールする
当社ウェブサイトIBKR.comを開き、 Javaベースの取引ツール、TWSを一回ダウンロードします。ページの右上にあるログインボタンをクリックし、トレーダー・ワークステーションのダウンロードを選択してください。
TWSには3つのバージョンがあります:
- TWS最新版
- TWS
- TWSベータ版
どのバージョンが自分に合っているかを判断するには、それぞれのオプションにカーソルを合わせて説明を読み、選択したらボタンをクリックしてダウンロードボタンをクリックします。
お困りですか?リンクをクリックして、インストール手順をご覧ください。
ダウンロードとインストールが完了したら、トレーダー・ワークステーションを起動してください。
TWSログイン設定
TWSのログイン画面が表示されます。ログインする前に、利用可能な設定を見てみましょう。
ライブ取引モードとペーパー取引モードのどちらかを選択できます。
このコースでは、リスクなくTWSの取引機能を学ぶため、ペーパー取引モードのテスト環境を選択します。ペーパー取引モードでは実際の市況をシミュレートした環境で、あらゆる取引機能を利用することができます。
「その他のオプション」をクリックすると、次のようなログイン関連の追加設定が表示されます:
- 追加のソフトウェアをダウンロードせずにTWSのバージョンを切り替える
- クラシック、ダーク、ライトなど、TWSのカラーテーマの選択
- 言語設定
- 地域とタイムゾーンの調整、その他
機能の詳細は、ヘルプアイコンをクリックしてご覧ください。
画面の確認が済んだら、ユーザー名とパスワードを入力してログインします。
モザイクパネル
ご覧のように、TWSの中のデフォルトのモザイク表示は、細かく設定可能なインターフェイスの中で動作する、タイルとパネルで構成されています。

注文入力パネル

左上に、選択した銘柄の価格クオートを含む注文入力画面が表示されます。
このウィンドウで買注文と売注文を簡単に設定し、約定に向けて取引所に発注することができます。
その下のクオートパネルには、選択した資産に関するその他の価格設定や基本情報が表示されます。
チャートパネル
チャートパネルと並んで、設定可能な期間の値動きをバーか折れ線で表示するチャート画面があります。

アクティビティパネル
モザイク表示の下にあるアクティビティパネルからは、未決済の注文や完了した取引、そしてアクティビティのサマリーを確認できます。

ニュースパネル
右下にはニュースモニターがあり、その上には、これらすべての中でも最も重要なモニターパネルがあります。

モニターパネル
ここでは取引に役立つ情報を含む設定可能なコラムとともに、さまざまなシンボルを表示できます。

モニターパネルについては、後のレッスンで詳しく見ていきますが、ポートフォリオタブへのアクセス方法、複数のウォッチリストを開く方法、マーケットスキャナの作成方法をご紹介します。
モザイクのタブ
モザイクレイアウトの全体をご覧いただいたところで、TWS の左下に「モザイク」と「クラシックTWS」 と表示される、2 つのタブを見てみましょう。

クラシックTWS」のタブを開くと、スプレッドシートに似たTWSが表示され、各行にシンボルを入力して取引できますが、ここでは新しくなったモザイクのインターフェースに焦点を当てます。
「クラシック TWS」タブの横にプラスのサインがあります。 シンボルをクリックして自分でデザインしたモザイクのタブを作成したり、レイアウト・ライブラリーにアクセスしたりできます。
レイアウト・ライブラリーの画像の下にある「閲覧」をクリックすると、特定のワークフローや銘柄に基づいて事前定義されたモザイクのワークスペースのレイアウトが表示されます。
モザイク・レイアウト・ライブラリー
既にあるレイアウトをカスタマイズするか、独自のレイアウトを作成することができます。
レイアウト・ライブラリーを使用して独自のワークスペースをカスタマイズし、TWS内で複数のタブを実行することもできます。

事前定義したレイアウトをモザイクに追加するには、「レイアウトの追加」ボタンをクリックします。新しいレイアウトが画面に表示されます。よく使う情報にアクセスするための一般的な方法です。
追加や作成したレイアウトは、画面下にタブとして追加されます。
デフォルトのモザイクタブに戻りましょう。
欠かせないモザイクパネルをいくつかご覧いただいたところで、各パネルの右上にあるアイコンを見てみましょう。
TWSモザイクパネルのアイコン
アイコンにマウスをあてると、それぞれの名前が表示されます。クエスチョンマークはそのパネルの早見表か、チュートリアルを表示します。

例えば、これは注文入力パネルの早見表です。クエスチョンマークのアイコンをクリックしてください。
ギアのアイコンも表示されますが、これは各パネルの設定へのショートカットです。
モニターパネルなど、特定のタイルのギアアイコンをクリックし、「設定」を選択すると設定画面が開き、モニターパネルの左側にメニューが表示されます。

右側にはコラムの追加や削除ができる機能があります。
「ポジション」と「損益」のグループ化を選択し、「追加」ボタンをクリックして、「未実現の損益」列を追加します。 完了したら、適用に続いてOKをクリックします。
ここで重要なもうひとつのアイコンは、ウィンドウをグループ化するための、小さな緑色のチェーンリンクです。
例えば、ウォッチリストでティッカーを選択するとどうなるかご覧ください。同じ色でリンクされるグループに属する他のパネルが、そのティッカーに対して更新されます。

TWSモザイクパネルのアイコン - ウィンドウのグループ化
画面のタイトルバーの右上にある色の付いたリンクを使って、パネルをグループに割り当てます。
リンクの色が同じすべてのウィンドウが、同じグループに属することがわかります。

TWSモザイク - その他のツール
今度は左上のモザイクに切り替えて、新しいウィンドウのボタンを表示してみましょう。
ここからはその他のツールにアクセスできます。

「ツールとインフォメーション」の機能別にウィンドウがグループ化されており、矢印が表示されている場合は拡張して、別のウィンドウを表示できることを意味します。
デフォルトのモザイクレイアウトに新しいウィンドウを追加してみましょう。
モザイクの右上にある鍵のアイコンを見つけたらこれをクリックします。

モザイク表示が編集モードになっている時は、全体が太い緑色の枠で囲まれているのですぐにわかります。
パネルは、縮小と拡大ができます。
また、サイズを変更して追加のパネル用のスペースを確保する場合は、タイルの端をクリックしてドラッグし、「新しいウィンドウ」メニューから選択して追加したパネルの位置を変更します。
サイズ変更が終わり、新しい表示を保存する場合は、鍵のアイコンをもう一度クリックすると、レイアウトが設定されます。
口座メニュー
次に、モザイクの左上にある口座メニューをご覧ください。

ここでは、レポートやステートメントなどの口座情報を閲覧したり、追加のマーケットデータを購読したりすることができます。
口座のウィンドウには、残高、必要証拠金、取引可能資金、ポートフォリオのポジションの概要が表示されます。
詳しい口座情報は、アカウント・マネジメントのホームを選択してご覧ください。
TWS モザイクパネル iBot – よくある質問と回答
探しているものが見つからなくても大丈夫です。下の入力欄に質問を入力するだけで、iBotが検索を手伝ってくれます。

TWSモザイクサポート - ユーザーガイド、クライアントサービス情報
ヘルプメニューからはユーザーガイドやクライアントサービス情報を見ることができます。
トレーダーズ・アカデミー - 関連コース
ウォッチ:注文タイプとチャート入門 TAコース
トレーダーズ・アカデミー初心者のためのTWSレッスン1が終わりました。IBKRのホームページから学習メニューを選択し、トレーダーズ・アカデミーを選択して、このコースの他のレッスンもご覧いただけます。また、その他の関連資料については、トレーダーズ・アカデミーの「注文タイプ入門」と「チャート入門」のコースをご参照ください。
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