注文入力画面の主な目的は注文の作成と発注ですが、以下のような追加機能もあります:
- 基本的な注文の作成と発注
- 付加注文の作成
- 代替的な取引方法の実行
TWSを開くとデフォルトの注文入力パネルがモザイクに表示されますが、これはほとんどの取引にユーザーフレンドリーな環境です。

注文のティッカーシンボルを選択
ティッカーを入力する方法はいくつかあります:
- モニターパネルのシンボルをクリックするか、シンボルを入力する
- モニターパネルに打ち込む場合は、株式の後にSMARTを選択する(当社でデフォルトのスマート・ルーティングによる注文方法です)
- 注文入力パネルでは、シンボルを直接入力するか、以前使用したシンボルの履歴が保存されているドロップダウンメニューから選択する
注文を作成
選択したシンボルの最良気配(NBBO)が画面中央に表示されます。

左下にある「買う」または「売る」ボタンをクリックします。選択によって背景の色が変わるのをご確認ください。
次に数量ホイールをクリックし、マウスをスクロールして取引する株式の数を選択するか、入力欄に直接数量を入力します。
注文タイプを選択すると、デフォルトで「LMT」と指定された指値注文があらかじめ入力されていますが、これはドロップダウンメニューを使用して、IBKRのアルゴ注文を含む利用可能な注文タイプの中から別のものに変更することができます。メニュー下の矢印をクリックすると、さらに選択肢が表示されます。
この例では指値注文のまま、価格を以下のいずれかの方法で変更してみましょう:
- 価格入力欄をクリックする
- ホイールから選択する
- 入力欄に入力する
また、買値/売値スプレッドのすぐ下にある価格スライダーを使用して、クォートの両側にある増分価格を見つけることもできます。
指値が選択された状態で、注文の有効期限を選択します。一日中有効にしておくか、それともキャンセルするタイミングを決めるか。ここでは、ドロップダウンメニューから「DAY」を選択してみましょう。
取引はDAY注文になり、発注する準備ができました。発注は、発注ボタンをクリックして簡単にできます。注文確認書が作成されますので、ポップアップの下にある「発注」を押す前に内容を確認してください。
注文確認には、取引の詳細、金額、手数料、約定した場合に予想される証拠金への影響などが表示されます。
発注ボタンをクリックすると、注文がアクティビティパネルの注文タブに表示されます。
後のために注文を保存
注文を作成してアクティビティパネルに表示されるよう保存しておくことで、後で発注できる方法です。
これまでと同じ方法で注文を作成しますが、以下の手順が追加で必要になります:
- 銘柄を買うか売るかを選択する
- 購入または売却する数量を入力する
- 注文の指値注文価格を選択する
- 注文の有効期限を選択する
ここでの追加手順は、アドバンスのプラスサインを選択して行います。これにより、追加の注文パラメーターと、証拠金の確認、保存、発注の3つのボタンが表示されます。
証拠金の確認ボタンをクリックすると、先ほどお見せした注文確認画面が開きます。

保存をクリックするとその手順を避け、有効ではない注文がアクティビティパネルに直接送信されます。
注文が表示されます。準備ができたら発注をクリックしてください。
注文確認画面が表示されます。良ければ「送信」をクリックしてください。
その他のツールへのクイックアクセス
高度な注文も、ちょっとした設定で作成することができます。
他にも考慮する機能に、注文入力パネルの右側のドロップダウンメニューがあります。

ここには他のツールへのショートカットが表示されます。ショートカットは、現在パネルに読み込まれているティッカーシンボルに関連しています。
例えば、原株のシンボルを見ながら以下を表示してみましょう:
- 企業のファンダメンタルズ
- 現在のオプション相場
- マーケットデプスや複数レッグ戦略の構築
トレーダーズ・アカデミーでは、これらすべてに関するより詳しい情報を提供しています。ぜひ、ご自分のペースですべてのコースをご覧ください。
アドバンスパネル
アドバンスのプラスサインに戻りましょう。拡張すると、他のオプションがいろいろと表示されます。

付加注文
例えば、発注先のドロップダウンメニューを使用すると、デフォルトの発注先としてSMARTが表示されます。また、流動性やリベートの理由から、注文を特定の取引所に指定することもできます。
アドバンスの項目では、注文にプロフィットテイカーまたはストップロスを付けること、または両方とも付けてブラケット注文にすることもできます。
希望のボックスにチェックを入れ、指値と逆指値を入力してください。
有効期限は必要に応じて変更できます。
すべて入力したら、発注をクリックして注文を発注してください。後で注文に戻る場合は、「保存」ボタンを使ってアクティビティパネルに追加することができます。

ワン・キャンセル・アザー
アドバンスのその他の機能には、二次的な取引に起こる不測の事態を回避するための「ワン・キャンセル・アザー」などがあります。
例えば、ある会社の株を500株買いたい、または別の会社の株を750株買いたいが、両方は買わない指値注文を出したい場合などがあります。
設定を使用すると、部分的な約定を減らしたりキャンセルするなど、注文の細かい部分をコントロールすることができます。
ヘッジ機能
ヘッジ機能を利用すると、ベータ・ヘッジを含む3つの戦略から選択することができ、株式に対してETFを売却することでリスクを軽減することができます。システムは過去のベータ値を使って売却株数を自動的に計算します。
FXヘッジでは、口座の基準通貨と異なる通貨建ての銘柄の売買注文を入力し、決済通貨で必要な金額を取引する注文を付けることができます。
また、ペア取引戦略では、2銘柄のポジションを同時に建て、一方を買い、もう一方を売ることができます。
項目のどれかにチェックが入ると、付け足した注文タイプが注文入力の横に目立つように表示されます。
空売りインジケーター
次に、シンボルを入力する欄のすぐ下にある空売りインジケーターを見てみましょう。

ほとんどの銘柄に対しインジケーターは緑色に表示されます。これは、空売りに貸し出せる在庫がIBKRにたくさんあることを示しています。借り入れが困難な銘柄の場合は緑が薄くなり、利用できる数が限られていることを示します。これが赤になると、在庫が非常に少ないかゼロであることを示します。
アダプティブ・アルゴ
買値と売値の横にアダプティブの切り替えボタンが表示されます。

アダプティブは、指値注文と成行注文に使用でき、スプレッド間で成行注文と積極的な指値注文の取引を試みることにより、基本的な指値注文と成行注文よりも平均以上のコスト効率を達成するようデザインされています。
アドバンスの項目にある、「優先度/緊急度」設定を使用して、注文をどの程度緊急に約定させるかを指定できます。アダプティブ・アルゴについての詳細は、トレーダーズ・アカデミーTWSアルゴのコースよりご覧ください。
注文入力パネルのカスタマイズ
モザイクの注文パネルをカスタマイズすることもできます。
キー操作をなるべくせずに素早く注文入力したい場合に便利なので、ここではそのためにパネルをカスタマイズする方法を紹介します。
- まずはギアのアイコンをクリックして「設定」を選択すると、3タイプの注文入力パネルが表示されます。

- インタラクティブにはクリック可能なポジションと、買値/仲値/売値の定規が表示され、注文パラメーターを入力することができます。
- シンプルには選択肢が少なく、またディスプレイが小さくなります。
- 即時発注では「売り」「買い」ボタンをクリックすることで、素早く注文を出すことができます。発注ボタンがありません。
- このレッスンでは、インタラクティブを使用しました。
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